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竹田 契一講演会 感想文
2003年9月19日(金) 於 サントライ北見
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第1部 演題『言語・コミュニケーション障害の理解と指導』 ことばは、それを発する者の現象としての発話行為だけではなくて、他者との相互作用によってなりたつものであること、そのため、たとえその表出が「あ」などの単音の表出にすぎなくても、そこに相互のコミュニケーションがあるなら、それは「ことば」なのであること、そして、その考え方を基礎としているのが、「インリアル・アプローチ」であることを改めて確認できた思いがしました。 特にインリアル・アプローチの具体的な事例のビデオを観ることができたのは、私にとってはかなりの収穫でした。 |
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第2部 演題『少年院・教護院での実践紹介』 ある少年院では、ADHDやLD、高機能自閉症などの「軽度発達障害」という観点を専門家に導入してもらい、体力作りを含めた「個別処遇計画」のカリキュラムによって、再犯率がもっとも低い施設になったという事例が紹介されました。 ある母親が「この施設までこなければ、こうした子のサポートを受けられないのか」と述べていました。発達という観点で支援するシステムをもっと増やすことが求められていると感じました。 (文責:常任理事T) |