釧根・十勝・オホーツクADHD&LD懇話会交流シンポジウム
「学習や育ちに困難がある子どもたちへの支援とは?」
−発達障害を理解し,支援のための連携をすすめましょう−

 ADHDやLDなどの軽度発達障害のある子どもたちは,独特の困難を抱えています.集団教育に適応することが難しいため,学級崩壊の犯人にされたり,正しく相手にされなかったり,親に責任が押しつけられたり,教師のやり方を非難されがちでした.

 さらに,間違った理解や対応のために,一層問題が重層化してしまい,子どもも家族も関係者も不幸になってしまう現状があります.

 私たちは立場を超えて苦しみを分かち合い,疑問や不安を片付け,自分の育児や実践に自信を取り戻し,子どもも大人もみんなが元気になれる場所を作りたいと願い,ADHD&LD懇話会を昨年設立しました.

 このたび,同じ思いで懇話会の活動に取り組んでいる十勝・釧路の代表者が集まり,個別の相談に応じていただいたり,互いに情報交換をする企画をいたしました. どんな子どもも生き生きとした人生を送れるよう,私たちができる事について,知恵を貸していただきます.

 ※軽度発達障害〜ADHD(注意欠陥多動性障害)・LD(学習障害)・協調性運動障害・軽度知的障害・高機能広汎性発達障害など.これらは診断が難しく,教育における対応が十分でなく,障害の持つ独特の困難さゆえに二次的に反応性の情緒的な問題や精神科的な問題を併発することが多い.


内容:T 相談会  午後1時30分より約1時間程度(事前申し込みが必要です)
        保護者,保育・教育現場の方,どなたでも無料でご利用になれます

   U 交流シンポジウム 午後3時より午後5時30分まで.

シンポジウムテーマ〜ライフステージに対応した支援のあり方
     基調報告〜三河 誠氏(北見日赤)演題:新生児医療の現場から(仮題)

シンポジスト
   吉藤さゆり氏(清水町立清水小学校)十勝ADHD&LD懇話会 代表
   佐々木浩治氏(足寄町あゆみ園)十勝ADHD&LD懇話会 事務局長
   大松沢勝子氏(保護者)十勝ADHD&LD懇話会 副代表
   藤田 晴美氏(道立緑ケ丘病院)十勝ADHD&LD懇話会 副代表
   渡辺 尚美氏(帯広児童養育センター)十勝ADHD&LD懇話会 会計
   堀口 貞子氏(堀口子どもクリニック)釧根地区ADHD&LD&PDD懇話会 代表
   川辺  勝氏(保護者)釧根地区ADHD&LD&PDD懇話会 事務局長
 
 V 懇親会  会場〜オホーツクビアファクトリー(北見市)  午後6時より
     懇親会費 3,500円+税   懇親会参加申し込みは事務局へ18日まで

日時:2002年7月20日(土)相談会:午後1時30分〜 シンポジウム:午後3時〜

会場:北見赤十字病院 東病棟4階会議室 北見市北6条東2丁目 

主催:オホーツクADHD&LD懇話会

問い合わせ:事務局(北見市立三輪小学校 市野孝雄 電話0157−36−2241)

会計事務局(北見YMCA 齋藤志栄子 電話0157−24−6739)

 ※ 懇話会には, 年会費3,000円を納め入会ができます. 入会は随時会計事務局で受け付けています.
 ※ 相談の申し込みは,事前に事務局の市野までお願いします.(秘密はかたく守ります)相談は無料です.
 ※ シンポジウムは,事前申し込みの必要はありません. 会員以外の入場料は500円です.