「12月移動例会in網走」報告

 「懇話会に入会したけれど,北見まで遠くて行かれない」「もっと身近で集まりたい」という声にお応えして,急遽でしたが12月21日金曜日に,網走市エコーセンター2000で,移動例会を企画・開催しました.
 内容は,10月に大樹町で行われた杉山登志郎先生の講演会ビデオ「軽度発達障害の子どもとその家族の支援」を視聴し,参加者同士による情報交換として,一人一言ずつ1分以内で「懇話会に期待すること」「知りたいこと」「解決したいこと」「相談したいこと」など発言していただきました.
 形を残して,次回につなげられるように,「KJ法」を参考にして,要点をカードに書いては黒板に貼り付け,カテゴリーごとに分けたり,つなげたりする作業を通して,網走地区での課題や方向性を探る試みをしてきました.
 案内を送った斜網・美幌地区の会員数の35名に対し,参加者数は64名で,この地域での懇話会のニーズの大きさを感じることができました.

網走での一人一言
・知識を深めたい
・心の理論をもっと勉強したい
・個性なのかADHDなのか知りたい
・見分け方を知りたい
・正しい知識を得て対応したい
・我が子の詳しいことをもっと知りたい
・具体的な対応を知りたい
・具体的な方法や今後の展望を知りたい
・連携をとりたい
・地域の人たちにも理解してもらいたい
・事例をみんなで共有しましょう
・悩みを共有し勉強したい
・みなさんの話を聞いてみたい
・苦労している人をサポートできないか
・子ども達の成長を見守っていきたい
・子ども達ともっと意志疎通を図りたい
・託児は必要だ
・網走例会は必要だ,地域ごとに必要だ
・情報提供に期待している
・網走での会合に期待する
・こんなに沢山の人たちが集まり心強い
・駆け込み寺に
・ピアカウンセリングの場に
・病院でのことで相談したいことがある
・学校の外の様子を知りたい
・学校現場でどれだけサポートが出来るか
・学校がどれだけ柔軟にサポートできるか
・転校先での理解が困難な状況がある
・同僚の無理解とどう付き合うか?
・就学における連携や支援のあり方は?
・就学後が不安,情報を得たい
・養護学校が地域ネットワークにどんな役割を果たせるか
・21世紀の〜あり方の重みを感じている