発足総会に107名が結集!!
オホーツクADHD&LD懇話会設立総会・講演会
2001.4.28 於 北見日赤病院4階会議室

関係者全てが主旋律(ソプラノ)
声をあげてもらおう
そして 真摯にその声を聞こう
お互いに支え合うアルトになれるように


 総会議案・役員選出
 
 すべて原案通り承認
 

     

代表挨拶

記念講演 北海道教育大学旭川校 伊藤 則博教授
・ 「適切な教育」とは、1.本人や希望に沿っているか、2.健常者と可能な限り一緒に。3.個別に応じた教育、である。
・「LDは親の育て方が悪い」と、まだ信じている地方もある。きちんと伝えるべきだ。
・「特殊教育」(special education)から、「特別支援教育」(Special Needs Education=SNE)へ。
・「障害児教育=特殊教育」ではない。
・SNEは、イギリスでは20%の子ども、アメリカは10%の子どもが受け、そのほとんどは障害児ではない。
・医学LDとADHDの重複はほとんどない。教育LDとADHDは60〜70%合併する。


 記念シンポジウム〜6名のシンポジスト
・ 懇話会のめざす方向、幼児療育の実践、情緒学級など各現場での実践、学校づくり、教材による実演など。

参加者内訳
 小学校教員 27名、療育関係者14名、父母・家族 12名、幼・保育園、保育士 7名、保健婦・児相・役場 7名、養護学校教員 6名、大学教員 3名、中学校教員3名、医師 2名、そのほか26名。


 保護者の声
 「もっと愛情を与えなさい。しつけもしなさい」と、周りに言われ続けました。愛情もしつけもいっぱいしてきました。これ以上、何をすればいいと言うのでしょうか? 「親の育て方が悪い」と斬り捨てていいんでしょうか? 

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